コラム

外国人の新規入国手続きの流れ

2022年3月1日から、技能実習生や留学生、その他ビジネス目的での外国人の新規入国が再開されました。
入国に際しての手続き等について、入国前から入国後まで時系列で確認するホームページや資料を並べてみました。

制度全体について

つぎの資料と厚生労働省・外務省のホームページを確認し、「水際対策強化に係る新たな措置(27)」による、水際措置の見直しの全体像を把握します。

・水際対策強化に係る新たな措置(27)
https://www.mhlw.go.jp/content/000901651.pdf
・「水際対策強化に係る新たな措置(27)」Q&A(2022.3.4更新)
https://www.mhlw.go.jp/content/000901838.pdf

■厚生労働省

■外務省

ERFSでオンライン申請

・受入責任者が、入国者健康確認システム(ERFS)で外国人新規入国オンライン申請し、受付済証を入手します。

査証(ビザ)の申請

・ERFSのオンライン申請で発行された受付済証、その他申請書類を提出し、在外公館で査証申請をします。

在留資格認定証明書の有効期間の確認

(2022.3.1更新)
在留資格認定証明書の有効期限は通常3か月ですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、入国時期が遅れている人に配慮し、有効期間が下記のとおり延長されています。
<有効とみなす期間>
・作成日が2020年1月1日~2022年1月31日→ 2022年7月31日まで
・作成日が2022年2月1日~2022年7月31日→ 作成日から「6か月間」有効

申立書の提出

有効期間が過ぎた認定証明書が有効とみなされるには、在外公館での査証発給申請時、受入機関等が「引き続き、在留資格認定証明書交付時の活動内容どおりの受入れが可能である」ことを記載した文書(申立書)を提出する必要があります。
申立書(就労資格用)(WORD)

入国時の検疫手続で必要なもの

①検査証明書の提示

「出国前72時間以内の検査証明書」を提出。検査証明書の様式は、できるだけ所定のフォーマットを使用します。

②検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出

・日本入国前に滞在した国・地域に応じて、検疫所が確保する宿泊施設で待機し受検します。

(2022.3.2更新)
・3月5日午前0時以降、ベトナムからの入国者は、検疫所の宿泊施設での待機期間が、待機なしから3日間に変更になります。

・検疫所へ「誓約書」を提出。誓約に違反した場合は、在留資格取消手続や退去強制手続等の対象となり得ます。

③スマートフォンの携行、必要なアプリの登録

・誓約書の誓約事項を実施するため、スマートフォンに必要なアプリをインストールします。

④質問票の提出

・質問票WEBより回答し、QRコードを作成。QRコードはスクリーンショットまたは印刷し、検疫時に提示します。

⑤ワクチン接種証明書の提出

・待機期間の緩和を希望する場合は、提出が必要です。

ファストトラックの利用がおすすめ

ファストトラックとは、入国前にスマートフォンのアプリMySOSで、あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくことができるものです。ファストトラックを利用すると、「出国前72時間以内の検査証明書、個人誓約書、ワクチン接種証明書等の書類」の確認手続きを入国前に済ませることができます。
※搭乗便到着予定日時の16時間前までに、アプリで事前登録を完了する必要あり。

ファストトラックの詳しい内容については、こちらをご確認ください。

入国後について

受入責任者は、外国人が宿泊施設等での待機期間中、電話・メール等により、施設で待機しているか、健康状態の報告がなされているかについての確認を毎日行い、誓約違反の連絡が入国者健康確認センターや関係行政機関からあった場合には、その是正や調査に協力する必要があります。

技能実習生について

技能実習生の新規入国については、下記の外国人技能実習機構公表資料をご確認ください。

・新型コロナウイルス感染症に関するよくあるご質問について(2022.3.1更新)
https://www.otit.go.jp/files/user/220301-1.pdf

・新型コロナウイルス感染症の水際対策強化に係る新たな措置に伴う技能実習生の待機措置等について
https://www.otit.go.jp/files/user/220225-175.pdf

留学生について

(2022.3.3更新)
◆留学生円滑入国スキーム
留学生を優先的に入国させるため、留学生円滑入国スキームが導入されることになりました。
具体的には、ビジネス客等が比較的少ない月曜日から木曜日を中心に、国内航空会社等の協力を得て、大学等の受入機関が搭入国希望の留学生をとりまとめ、フライト毎に設定されている一般枠と別に扱い、当該フライトの空席を活用して、留学生が円滑に入国できるようにするものです。

・水際措置の見直しについて<3月3日公表資料>
https://www.mext.go.jp/content/20220303-mxt_kouhou02-000018769_1.pdf